2021年12月5日日曜日

抗がん剤の効果

2021.12.1 食道治療は再度先送り

 当初の検査により治療部位は、咽頭部(下咽頭、中咽頭)、リンパ節、食道とされ、最後の食道治療に向けた内視鏡検査(上部消化管内科)では、緊急度の低い軽度の腫瘍と判定されます。特段に緊急性を求められないことから、体調の回復具合を見ながら実施しようと、2カ月程度先送りにされました(10月から12月に先送り。当初は最短で9月中の終了も選択可でした)。
 こちらには、すぐの治療でも覚悟はできていますが、不安を取り除く配慮か、先生から「Go !」への気勢が伝わってきません。先送りされた頃になると、間近に手術から6カ月の定期検査(頭頸科 CT検査)予定があるため、その結果を見て判断しようと、再度先送りになります。総合腫瘍科の先生も「年が明けちゃうね」と、苦笑いする時期ですが、関わる担当科が定期検査を尊重することは、チーム医療の正しい姿勢と思われます。再度の先送りが可能となったは、抗がん剤治療を担当した総合腫瘍科先生の「抗がん剤が効いたのかもしれない」(治療で耳にした、もっとも明るい響きを持つ言葉!)の言葉通りとしたら、なんと見事なチームワーク! であると。それを信じているので、何度先送りにされても待っています。

 内視鏡検査で使用した鎮静剤は、麻酔のような鋭い効きめで、内視鏡を口に入れる記憶の次に、口から抜いて「お疲れ様でした」の場面がつながる様子には、「何かあったの?」と驚かされました。全身麻酔と違い、目覚め後の意識はハッキリしていて、眠っていたとは思えないことから、意識・記憶のコントロールも可能では? との怖さも感じます。

 右:東京ビッグサイト

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