2021年4月19日
歴史と信頼の賜物でしょうか、東大病院を「近所のかかりつけ医」的に利用するお年寄りが多い印象を受けます(ものすごい混雑にも慣れている様子)。病院が目指すべきひとつの姿とも言えますが、日本の最高学府の頂点に属する病院としての威厳を、もう少し感じたい気もします。
大学病院に欠かせない、研修システムは確立されているようで、最初の問診は経験の浅い方、次の検体採取には中堅どころの若手指導者と、見学するだけの新人がペアで対応します。完全に教材扱いでも、自然と「お役に立てれば」の姿勢になれるのは、大学病院への期待感なのでしょう。診療科のリーダー的な先生が、若い人たちに慕われる様子は、大学病院システムに不可欠な情景と感じますが、その上部にそびえるピラミッドは別世界なのかもしれません……
4月19日 初診、検体採取、MRI検査(別の医療機関で受けたが、すごい音がする)
4月20日 胃の内視鏡検査
4月21日 CT検査
検査結果が判明するまでの最後の猶予期間も、自己防衛本能で守られているため、久しぶりの東大散策気分で検査に通います。
現在東大のキャンパスは、コロナ対策のため関係者以外の立ち入りが禁止されています(門でチェックしている)。
右:赤門(2009年)。
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